Mac OS X YosemiteにPHPの開発環境を構築してみる(1) Xcode、Homebrew編
毎日暑いですね。
早速、Mac OS X Yosemiteに開発環境の構築をやっていきます!
構築の流れ
ざっくりな流れです。この流れで進めていきますー
1. Xcodeのインストール
XcodeはざっくりいうとiOS用のアプリとかを作るためのIDEです。
インストールはMac App Storeからできるので、説明は不要かと思います。
ちなみに、インストール時のバージョンは6.3.2
でした。
でも、PHPの環境を作るのに、なんでXcodeが必要なのかわからなかったのでググってみました。
この後にHomebrewなんかもインストールするのですが、これが無いとできないらしいです。
とりあえず、Macで開発するならXcodeインストールしとけってことですね。iOSアプリ作るかもしれないしw
※Xcodeいらない人はCommand Line Toolsだけインストールしたいよなーと思って調べてみたら、単体でもありました。
リストから該当のバージョンのCommand Line Toolsをインストールしましょう。
この記事の時点ではCommand Line Tools(OS X 10.10) for Xcode 6.3.2
でした。
これだけでもいけるのでは無いでしょうか??そのうちやってみたいと思いますー
2. Homebrewのインストール
ホームブリューって読むみたいです。
Ruby製のOS X用パッケージマネージャーで、Linuxでいうところyumコマンドとかみたいな感じでしょうか。
これあると環境構築がかなり楽になりますます。
上記サイトにインストール用コマンドが書かれているので、それを使いましょう。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)" ==> This script will install: 〜省略〜 Press RETURN to continue or any other key to abort ==> /usr/bin/sudo /bin/chmod g+rwx /usr/local/. /usr/local/bin WARNING: Improper use of the sudo command could lead to data loss or the deletion of important system files. Please double-check your typing when using sudo. Type "man sudo" for more information. To proceed, enter your password, or type Ctrl-C to abort.
ここで一回止まってEnterを押下すると、ユーザパスワードの入力を求められます。
パスワードを入力すると、インストール再開。
Password: ==> /usr/bin/sudo /usr/bin/chgrp admin /usr/local/. /usr/local/bin 〜省略〜 ==> Installation successful! ==> Next steps Run `brew help` to get started
これでインストール完了です! バージョンとHomebrewのインストールをチェックしておきましょう。
$ brew -v
Homebrew 0.9.5
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
brew doctor
で問題が出た場合はそれに対処する必要があるようです。
とりあえず、私は出ませんでしたが、定期的にチェックしておいた方が良いっぽいです。
Homebrewでgitをインストールしてみる
早速つかってみましょう。
最初から入っているgitはバージョンが古いので、新たにインストールです。
$ brew install git ==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/git-2.4.3.yosemite.bottle.1.tar.gz ######################################################################## 100.0% 〜省略〜 ==> Summary 🍺 /usr/local/Cellar/git/2.4.3: 1372 files, 32M
これだけで、インストール完了です。簡単ですねー!
バージョン確認してみましょう。
$ git --version
git version 2.4.3
大丈夫そうです!
Homebrewのパスのお話
インストールにあたってネットで色々と調べたのですが、Homebrewのインストール後にコマンドのパス設定をするという説明が書かれているサイトが多くありました。
しかし、今回私はパス設定などはやっていません。
Homebrewのインストール時にパスワード入力を求められたのですが、どうやら、その際にやってくれてるっぽいです。
昔のバージョンだとこれを自分でやらないといけなかったようですね。
gitのバージョンを確認した際にも、Homebrewでインストールしたgitが参照されていました。
※Homebrewでインストールたものは/usr/local/bin/
とかに入るらしいです。
$ which git /usr/local/bin/git ↓はデフォルトのgit $ /usr/bin/git --version git version 2.3.2 (Apple Git-55)
パスの優先順位は/etc/paths
で設定されています。
Homebrewでインストールしたものを優先的に使いたい場合は、/usr/local/bin/
が先に書かれていればいいことになります。
$ cat /etc/paths
/usr/local/bin
/usr/bin
/bin
/usr/sbin
/sbin
特に編集など行っていないですが、/usr/local/bin/
が優先的に使われるようになっていますね。
これで安心して次に進めます。
ちょっと長くなってしまったので、次回に続きます。